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中世暗黒時代ミニチュアゲーム『SAGA』紹介 第3回 勢力 その1

今回は、Sagaに登場する勢力を紹介いたします。ぜんぶを一気に紹介すると、かなりの分量になるので、勢力のデータが掲載されている本ごとに計4回に分けて掲載にしたいと思っています。

各勢力の歴史に加え、ゲームでの特徴も合わせて軽めに説明。歴史の解説では、このゲームで遊ぶにあたって大変オススメな副読本のマンガ『ヴィンランド・サガ』でどのように登場したかも合わせて説明しています。また、勢力のミニチュア画像は4ptsのスターター・セットの画像を使っています。

ちなみに、今回の勢力の説明などで、装備や騎兵化のオプションに触れていますが、基本的にこれらは追加のポイントを支払うことなくユニット単位で変更可能です。騎兵は徒歩の兵に比べて、移動速度が倍になる代わりに、射撃に対してのアーマーが下がるなどのルールがあります。

基本的に以前の紹介記事を読んだ方向けの内容なので、まずはそちらをお読みください。

それでは早速はじめましょう!

■サガ・ルールブック(SAGA Rule Book)

 

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◇ヴァイキング(Vikings)

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歴史:
優れた航海技術を活かしヨーロッパ中を荒らして回ったスカンジナビア半島の住人。中世暗黒時代の歴史に大きな変化を与え、数多くの「サガ」を残した者たち。ちなみに、デーン人、ノース人、スヴェア人など色々いるが、ゲーム上ではその辺はまとめてヴァイキングとされている。

『ヴィンランド・サガ』の主人公を含むアシェラッドの団のメンバーなどはこのヴァイキングにあたります。もっと知りたい方はWikipediaの「ヴァイキング」のページを参考にどうぞ。

ゲーム:
このゲームの主人公的な立ち位置にいる勢力であるヴァイキングは近接戦闘を重視の勢力。レヴィのみがボウ/スリングを装備し、騎兵は無し。

ハースガードうち4体をアーマーが低い代わりに攻撃力が倍になったバーサーカー(狂戦士)とすることが可能。バトルボードのこのゲームでは非常に重要な疲労を取り除くアビリティとモデルを犠牲に攻撃力アップするアビリティが光る勢力。

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ヒーロー(歴史上の人物であり、通常のウォーロードとは異なる特殊能力を持つキャラクター)は、ビザンツ(東ローマ)皇帝の親衛隊として活躍し、故郷に帰ってノルウェーの王になった「ハラール3世(ハラルド・ハードラーダ)」と、ドラゴンを退治したもはやファンタジーな男「ラグナル・ロズブローク(上画像)」。

◇ノルマン(Normans)

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歴史
フランク(現在のフランス)を侵略し、定住したヴァイキング。そこにいたフランク人と同化するなどして、独自の文化を育み、ノルマンディー公国を作った。そして、バイユーのタペストリーが有名な1066年のヘイスティングズの戦いに勝利したことをきっかけにイングランドを支配し、ノルマン朝を開き、現在に続くイギリス王室の血統を築く

『ヴィンランド・サガ』には未登場。もっと知りたい方はWikipediaの「ノルマンディー公国」のページを参考にどうぞ。

ゲーム:
特徴的な見た目をしたカイト・シールドを(普通の盾とのゲーム上の違いはないけど)装備した近接戦闘も射撃も得意なバランス型勢力。レヴィがボウを装備し、ウォーロード、ハースガード、ウォーリアーを騎兵にすることが可能。

ボウなどに比べて強力な射撃武器であるクロスボウをウォーリアー8体に装備させることが可能。バトルボードは騎兵用アビリティ、射撃用アビリティなどクラスを限定した物が多く、機動力と射撃力に優れる。

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ヒーローはイングランドを征服ししノルマン朝の開祖となった「ノルマンディー公ウィリアム(上画像)」と、そのウィリアムとヘースティングズで共に戦った騎士「イヴォ・タイユフェール」。ウィリアムが順当なウォーロード的なキャラクターなのに対し、「イヴォ」は疲労を受けないが、1人で敵に突撃しなきゃいけないという脳筋キャラ。

◇アングロ・デニッシュ(Anglo-Danish)

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歴史:
イングランドを侵略し、そこにいたアングル人、サクソン人を配下に置いたデーン人(ヴァイキング)。イングランドを支配した後、デンマーク、ノルウェーも支配し強大な北海帝国を築く

『ヴィンランド・サガ』の「スヴェン」や「クヌート」などがこのアングロ・ダニッシュ。もっと知りたい方はWikipediaの「デーン人」のページを参考にどうぞ。

ゲーム:
キリスト教徒と化したヴァイキングが中心なのでヴァイキング同様に、近接戦闘中心。レヴィのみがボウ/スリングを装備し、騎兵は無し。

ウォーロード(強制)とハースガード(選択)はヨーロッパを恐怖に陥れた両手斧「デーン・アックス」を装備。アーマーと引き換えに攻撃力(命中に+1)が上がります。その一方で、バトルボードは防御を向上させる物が多いのが特徴。

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ヒーローは先述の北海帝国を築いた「クヌート大王」と、ウィリアムとヘースティングズとの戦いに敗れたイングランド王「ハロルド・ゴッドウィンソン(上画像)」。クヌートは歴史を再現して(?)ヴァイキングのバトルボードも使用可能。

◇ウェルシュ(Welsh)

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歴史:
ローマ帝国の支配下にあったブリトン人(ケルト系)の子孫。ブリテン島の南西部(ウェールズ)で内輪もめを続けながらもヴァイキングの侵略にも負けずに抵抗を続けた人々。ちなみにアーサー王伝説はブリトン人がアングロ・サクソン人に抵抗する姿を描いた物語とされる。というわけで、偏った言い方をすれば、彼らはアーサーと円卓の騎士の子孫である。

『ヴィンランド・サガ』のあの人がこのウェルシュ系(ネタバレになるから書かない)。もっと知りたい方はWikipediaの「ウェールズの歴史」のページを参考にどうぞ。

ゲーム:
射程が短いながらも移動してからも撃てる「ジャベリン」を全てのクラスが装備するゲリラ戦が得意な勢力(レヴィはボウ/スリングを持つこともできる)。またレヴィを除く全てのクラスを騎兵にすることが出来、機動力も抜群。

バトルボードも射撃を活かした一撃離脱戦法を可能にするアビリティが中心。また、敵ユニットを強制的に引き寄せることができる強力なアビリティ「挑発(Taunting)」を持つ。目標を確保してる敵を引きずり出せるのはかなり強力。

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ヒーローはクウィネッヅ家とポウィス家を征服したデハイバーズ家の王「マレディズ・アプ・オウェイン(上画像)」とウェールズを統一した唯一のブリトン王「グリフィズ・アプ・ルウェリン」がいます。「グリフィズ」はレヴィもSAGAダイスを発生させられるようになるのが優秀か。

こんなところで、今回は終わり。次回はエクスパンション『ノーザン・フューリー』に収録された勢力をご紹介します。

「中世暗黒時代ミニチュアゲーム『SAGA』紹介 第3回 勢力 その1」への2件のフィードバック

  1. 予想よりずっと細かい! これでSAGAプレイヤーが増えると良いですね。
    ところでデーンアクスは、攻撃回数じゃなくて、攻撃判定に+1ボーナスじゃなかった?

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